今回は言わずと知れた、カメラメーカーとして創業したグローバル企業であり、近年では画像診断装置や半導体露光装置など、「成長も期待できる高配当株」としての代表的銘柄、キャノンの株主総会レポートをお届けします。
キャノン 第124期定時株主総会(キャノン本社)
3月28日(金)10:00~ 出席:約500名
3月28日(金)10:00~ 出席:約500名
桜は五分咲き程度、直前までの雨の影響か例年より出席者は少なめだった
会場入口付近ロビーでは御手洗CEOと、世界を代表する「不良」たちとのツーショット写真も展示
出席役員の紹介~監査報告
事業報告(ナレーション)
半導体露光装置やデジタル商業印刷機、ネットワークカメラの売上が伸びたが増収減益。
メディカル事業の、のれん減損損失により純利益は39.5%の減益。
質疑応答(順不同で一部を抜粋)
・株式分割の予定は?
→2006年に一度行っている。すぐにやる段階ではない。
6000円台くらいで?
その他の質問
・メディカル事業について(利益率低いのに営業強化?)
→買収後、子会社として生産技術に力を入れてこなかったが本社の事業本部に集約。
特にアメリカ市場を強化する。
・今後新たに投資する事業領域の予定について
→議論の最中である。
その他の質問
・トランプ関税の影響
・医療機器について(クリニックでみかけることがない)
・コーポレートガバナンス(着任後30年以上の役員が多い)
・ペロブスカイト太陽電池について(高機能材料の開発)
・ナノインプリントについて(共同で開発を進めている)
・医療機器について(クリニックでみかけることがない)
・コーポレートガバナンス(着任後30年以上の役員が多い)
・ペロブスカイト太陽電池について(高機能材料の開発)
・ナノインプリントについて(共同で開発を進めている)
・御手洗CEOの過去の著書について(私心をなくすという考え)
・昇格試験と実力主義の人事制度(国家資格保持者へのインセンティブ)
・高精細プロジェクトについて/原作を忠実に再現すると価値を損なう?
今年は質問も回答も比較的簡潔なものが多く、奇問・珍問もなかった。
今年は質問も回答も比較的簡潔なものが多く、奇問・珍問もなかった。
約100分で終了
7751 キャノン(3/28 終値)
@4,817 配当利回り 3.32 %
PER 12.49 倍 PBR 1.35 倍
配当はコロナ禍前の水準までもう一歩だが、株価は上昇傾向。
今期はメディカルののれん減損が消えるのと、引き続きの自社株買いに期待。
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