2025年3月29日土曜日

今週の投資関連注目記事(3月 第5週)

基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて偏見だらけな視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、購入を煽るものではありません。




・ソフトバンクG、全米で「インダストリアルパーク構想」
ソフトバンクGが全米で人工知能(AI)を備えた工場を集積した産業団地をつくる検討に入った。米政権と1兆ドル(約150兆円)を超える投資を約束する可能性があり、発表済みの5000億ドルのAI網整備を超える大型計画になる。
3.28 日本経済新聞

台湾の鴻海などをパートナーとして呼び込むことも視野に入れるとのこと。米国の労働人口の伸びは鈍化する予測もあるので、AIを搭載したロボットが自律的に稼働する工場群は労働力不足をにらんだ先行投資といえそう。



・カプセル玩具 専門店急増
バンダイナムコHDの、精巧なアニメキャラクターのフィギアや日用品のミニチュアなどが、外国人観光客や「推し活」に熱心な客の心をつかんでいる。300~400円程度と安価で、同社は毎月100~120種の新作を投入している。
3.27 読売新聞

安価で押しつぶされることもなく、持ち帰りにも便利で外国人の土産にはちょうど良さそう。



・日産新体制 役員8割減
商品企画の最高責任者を務めるエスピノーサ氏が4月1日付で社長に就任、新体制に移行する。社外とルノー側の取締役を除いた役員の人数を8割減らして意思決定を迅速化し、新型車の投入を加速させることで経営の立て直しを図る。
3.27 読売新聞

新型車の投入を加速させて2025~28年度に、少なくとも13の新型車を売り出すとのこと。又、現在は55か月程度かかる開発期間を、将来的に2年程度短縮する考えを示した。




・三菱商事とJFE、DCを建設
三菱商事とJFEホールディングスが川崎市の高炉跡周辺で2030年度までにデータセンターを建設する方向で検討を始める。高性能半導体を搭載したサーバーを大量に運用し、生成人工知能(AI)向けなどの需要増に対応する。
3.26 読売新聞他

鉄鋼を生産してきた土地や設備が、デジタル化で需要が拡大しているデータセンターに生かされることになりそう。



・BIジェッツ×MIXI=SNS登録3.5倍+観戦
プロバスケットボールB1の千葉ジェッツふなばしは、配信時間1分以内の「選手も楽しむ」ショート動画が人気で、公式Youtubeの登録者数がこの4年弱で3・5倍の17万人に増えた。仕掛け人はIT大手MIXI(ミクシィ)。
3.25 毎日新聞

少し前まではマイナーなイメージだったBリーグが、今や大規模なアリーナを満席にしてしまうほどだから、やはりSNSの影響は大きい。



・建設業M&Aで新領域

人手不足や技能者の高齢化といった業界全体が抱える長年の課題を解決するため、大手ゼネコンを中心に買収や出資に乗り出すケースが広がってきた。建設業界は人口動態や経済・政策など様々な要因により転換点を迎えている。
3.24 日刊工業新聞

足元の建設市場は堅調で、大手ゼネコンの好決算が相次ぐというのに、人材不足と高齢化とは皮肉な話。



・吉野家ラーメン連邦へ野心
麺・スープの製造企業や京都市のチェーンを相次ぎ買収するなど、吉野家HDがラーメン事業へのシフトを鮮明に。主力の牛丼事業は国内で価格競争が激しく収益性が悪化しており、成長余地が大きいラーメンを祖業に次ぐ柱に育てる。
3.24 日経MJ

これで個人で出資する小規模ラーメン店の淘汰が益々進んでしまうことになるのか。

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今週の投資関連注目記事(4月 第4週-2)

 基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて偏見だらけな視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。