2023年2月25日土曜日

日本株の長期保有が最強の理由

日本企業がお金持ち(財務体質が良好)で、商品やサービスが魅力的であることは誰しも認めるところでしょう。だからリーマンショックやコロナショックにおいても、ほとんどの日本企業は何だかんだいってもちゃんと利益と配当を出せたわけです。



にもかかわらず、未だに日本の個人金融資産のほとんどが、金利がゼロに等しい銀行や郵便局にあるという状況です。


「日本は人口が減っているし、これからますます高齢化も…」

などという方もおりますが、

日本の優良企業のほとんどは海外展開しており、既にグローバル企業です。
日本という国土・国民と日本企業は別物です。


さらに世の中にはこんな「デマ」を信じる人が多いのには困ったものです。

「株は難しい、素人が手を出すもんじゃないよ。」

「株式投資で勝ち続けるには相当な勉強量が必要らしい…」

何をわざわざそんなに難しく考えるのでしょうか?


簡単な家計簿をつけられるくらいの平均的な頭があれば充分です。
高度な金融の知識など必要ないし、寧ろ知らない方がいいくらいです。

優良企業の株を買ったらそのまま放置しておけばよいだけなので、余計な情報収集も勉強もしたくなければする必要もありません。

情報収集というのはその情報をもとに正しい判断ができる人がすればいいことで、情報を誤読して判断を間違えたり、知って不安になるぐらいなら何も知らないままの方がいいのです。

どうやら物知りで頭のいい人ほど、あれこれ余計なことを考えて動いてしまう傾向があるように思えます。


ここで改めて株を買うとはどういうことかと考えてみると、パソコンを使って2,3回クリックするだけで簡単に買えてしまうので、あたかもツモった麻雀牌をポートフォリオという名の机に並べた状態で、常時売買の判断を迫られているかのような感覚になってしまいがちですが、保有しているのは紛れもなく長い歴史と高度な技術を持った会社そのものです。

会社の建物、工場設備、社長を含めた役員、従業員も全てです。

上場企業の役員ともなれば(少なくとも表面的には)真面目で優秀な人が選ばれ、そんな役員たちが株主に報いるために、どうやって業績を伸ばしていこうかと日夜考えてくれているわけです。

さらにそのもとで働く一般社員にしても、たいていは一流大学を卒業した頭のいい人たちが、夜遅くまで眠たい目を擦りながら商品開発や営業活動に励んでくれています。

毎日家事に追われる主婦でさえ、そんなことは旦那さん、ご子息を見ていれば大方想像できます。

だから日本株に投資しないということは、そんなことにも考えが及ばないくらい毎日ぼんやりと過ごしているか、あるいはそういった人達が束になっても敵わないくらい自分が優秀だと思っているかのどちらかで、いずれにせよ不可解としか言いようがありません。

もちろん市場で取引されている以上株価は変動するわけですが、一般家庭と同様に赤字にさえならなければ貯金(資産)は少しずつ増えていくわけだし、毎年おこずかい(配当)ももらえます。

「そうは言ったって、もし株価が暴落したらどうするんだ…」

昨今の物価高騰により、現金は暴落しているともいえますね。

それでも頑なに現金を長期保有するというメンタルにはある意味頭が下がります。

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日経平均は今後も上がるのか? はあ?

正直私はあまり関心が無いんですが、先週末に日経平均(225種)が終値3万9098円で史上最高値更新したようですね。