まずは王道ともいえる日本経済新聞については株式投資をする人にとっては、ほぼ手にしたことがいないのではないかと思われますので、ここでの説明は省きます。
私がある意味日本経済新聞以上に重要視しているのが、日刊工業新聞と日経産業新聞となります。
日本経済新聞は国際情勢の他、商品相場、各企業の決算、財務など業績面における確定情報が多いわけですが、この2紙は研究開発投資、技術提携、新工場建設、新製品情報など将来的に業績に直結しそうな内容が豊富となっております。
(もちろんこれらの情報はすでに株価に織り込まれていると思われますが・・・)
いずれも中央図書館のような規模であれば読むことができますので、私は購入することなくそれぞれ5~10分程度の時間で自分の保有する銘柄に関連する部分(厳密にいえばほとんどの記事が該当するわけですが)に絞って読むようにしています。
次に雑誌部門では週刊ダイヤモンド、週刊エコノミスト、週刊東洋経済がお薦めです。
毎週経済トレンドの特集が組まれ、最近では円安・物価高の他、Web3、メタバース、EVなどの特集が多いように思います。
さらに各企業の社長インタビューも多く、掲載された企業の社風や展望がよくわかります。
こちらは比較的小さい規模の図書館でも読むことができるので、これらもほとんど購入することなく図書館で読んでいます。
その他ではPRESIDENT(プレジデント)は具体的な企業情報というよりは、仕事や投資などに関する考え方や生活習慣という点において有効だと思います。
選択は主に政治・経済、国際情勢などの総合情報誌で、なぜか書店には並んでいないものの大きな図書館では閲覧が可能です。
ZAITENは株式、不動産、金融をはじめ企業活動の不可解な動きや情報を提供するゴシップネタが多く、東スポの様な内容ですのでエンタメとして読むのにはよろしいのではないかと思います。
私は一旦保有したら日々のトレードは滅多に行わないため取引としては毎日が退屈ですが、保有銘柄の開発投資や新製品、あるいはスキャンダルがどう業績に結び付くかをこうして占うのは楽しい時間となっています。
さらにはこのような情報収集によって自ら「推し」を見つけることで、長期投資のモチベーションが上がるのではないかと思います。
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