キャリアデザインセンター 第34回定時株主総会

今回は、キャリア転職の専門情報サイトの運営や人材紹介事業、さらにはIT業界に特化した人材派遣サービス等の事業を展開するキャリアデザインセンターの株主総会の模様をお届けします。

キャリアデザインセンター株主総会（ホテルニューオータニ おり鶴 翔の間）
12月19日（金）11:00～　出席：約20名

事業報告（スライドを使用して社長が簡潔に説明）

コロナ禍以降、特に「エンジニア」領域において採用を控える動きが続いており、計画に対しては未達だったものの、売上・経常利益において過去最高。

質疑応答（順不同で一部を抜粋）
・足元の事業状況について
→人材紹介が一番厳しかったが、直近は前年を超えてきている。採用基準の厳格化により苦戦していたエンジニア領域においても、個別にいい話が出てきており底打ちしたという印象。

・配当について（高配当は維持できる？）
→累進配当やDOEは検討していないが、現金は豊富。配当の原資としてはよほどのことがない限りなくならない。

・プライム市場上場維持について
→必ず維持したい。地方出身の新卒者からするとプライム上場のインパクトは大きく、ご両親を説得できるだけのブランドになると考える。

・商品サービス名に入る「女」に違和感（今の時代にマッチしていないのでは）
→女性が活躍できる場は未だに少なく、男女格差は大きい。その差を埋めるべく動いているもので、寧ろ今の時代だからこそと考えている。

議案の採決の後に、今後の見通しの説明～最後に社長ご挨拶があり・・・

約35分で終了。

2410 キャリアデザインセンター（12/19 終値）
＠2,358　配当利回り  5.30 ％
PER  9.75 倍　  PBR 2.68 倍

1Q決算の悪化により？下落局面はあったようだけど、長期トレンドとしては業績と配当同様に、株価はゆるやかな右肩上がり。株価と利益には相関関係がみられるとのこと。