今回は、2023年3月に名証に新規上場を果たした浜松に本社を置く小規模企業であり、主に自動車業界向けに産業用工業炉の設計・製造から保守サービスまで手がける、エコムの株主総会レポートをお届けします。
エコム株主総会(本社ヒートスクエア:浜松市)
10月29日(水)10:00~ 出席:約20名
事業報告の後、質疑応答(順不同で一部を抜粋)
・営業キャッシュフローで得た資金の投資予定
→工場増設・内製化など全国どこでもサービスを受けられるよう、成長ベースを念頭に事業計画。サポート体制の更なる強化のため、2026年8月開設予定の埼玉の支店に2億5千2百万円を活用。
・名証上場の目的と東証上場へのステップアップについて
→ベースには成長により会社を大きくしたいという考えがある。東証上場は視野には入れているが、ある程度の規模を達成してから。できれば2030年くらいに。
・入社した社員の満足度
→入社3年目の離職率は0%。社長の立場で社員の満足度は言いづらいので、よろしければ工場見学の際、IR担当者にヒアリングしていただければ。
・その他の質問
安全について
各事業ごとの売上・利益のバランスについて
人材採用の戦略について
・・・等々
約60分で終了
株主総会後、工場見学会(約30分間)
残念ながら写真撮影はNGだったが、設備はゆとりをもって配置され、作業者は感じよく挨拶もしてくれて、5Sは完璧だった。
6225 エコム(10/29 終値)
@1,610 配当利回り 2.11 %
PER 10.20 倍 PBR 0.90 倍
名証の個人投資家向けのIRイベントに出展していた。私が個人的に好きな地方に本社を置く企業ということで購入したものだが、業績も株価も配当も右肩あがり。自動車業界向けが主力だったが、様々な重工業向けに向け先が広がっている点も期待できる。派手さはないけれど財務体質は健全。配当性向も低いのでさらなる増配にも期待。


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