2025年9月6日土曜日

今週の投資関連注目記事(9月 第1週)

 基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて偏見だらけな視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。

尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、購入を煽るものではありません。






・日本車、米から「逆輸入」案
米国に輸出する自動車にかかる関税が現在の計27.5%から15%に下がることが確実になったが、米国で生産した日本車を日本で販売する「逆輸入車」案が浮上。トヨタ自動車は国内販売への意欲を示している。
9.6 日本経済新聞

生産コストが低い地域からの逆輸入車ならわかるが、人件費の高いアメリカから遠路はるばる安いニッポンへ逆輸入するというのは、馬鹿馬鹿しいトランプ関税への当てつけか?



・空飛ぶクルマ40年「完成期」
経済産業省と国土交通省が、年代ごとに空飛ぶクルマの実現イメージを提示。27-28年頃に商用運行を開始し、その後の都市間飛行拡大などが30年代で、2040年代以降の社会を自由に空の移動ができる「完成期」に位置付け。
9.5 日刊工業新聞

おそらく中国ではさらに早く実現していくだろうから、ここでもまた主導権を握られてしまいそう。



・PayPay、海外でも まずは韓国で
QRコード決済のPayPayが日本以外の国・地域でも決済サービスを使えるようにする。これまでも訪日客が自国の決済アプリを使ってPayPay加盟店で決済することはできたが、国内ユーザーが海外で利用できるようになるのは初めて。
9.4 日本経済新聞

翻訳アプリにキャシュレス決済など、言語と通貨のハードルが下がって海外旅行へ行く人が増えればいいけど、日本の安さにショックを受けて帰ってくる人が増えるだけか。



・大同メタル、定年65歳に
自動車や船舶の軸受け大手の大同メタル工業 が、定年年齢を現在の60歳から65歳に延長。労働組合とも協議を進め、2026年4月から導入する。人口減少などで働き手の確保が課題となる中、シニア人材の就業意欲向上を図る。
9.4 日刊工業新聞

ベテラン社員が持つ技術や経験、知見を十分生かせるよう、評価制度や給与体系などは60歳以前と同等のものを適用するとのことで、「ものづくり大国」の寿命も少しは延びるということか。



・うどん店 AIで瞬時決済
鈴茂器工が、うどんチェーンのはなまる(高松市)と共同で、AI画像認識システムの実店舗実験。具材の種類が多いため、画面から該当するものを見つけるまでに時間がかかっているが、レジ待ちを解消して売上げ増加につなげる。
9.3 日刊工業新聞

具材の違いから並みか大盛、さらにトッピングの有無までも、AIが学習を重ねてどこまで精度の向上がみられるのか・・・横展開も楽しみ。



・昇降機、インド攻勢
日立やフジテックなど、日本の昇降機メーカーが成長著しいインドのエレベーター市場で攻勢をかける。中国市場が低迷するなか、各社はインドに軸足をシフトし、中価格帯で海外事業の成長につなげる。
9.3 日刊工業新聞

今週だけでも、ライオンがインド進出、東芝がインドで回路設計・・・など、このところ日本企業が中国の代わりにインドに目を向けるというニュースがやたらと目につく。



・飲料用自販機、2050年に半減も
自動販売機が少しずつ姿を消している。全国の設置台数は2024年に13年比2割減り、50年には半減する可能性がある。商品の補充要員が不足しているのに加え、店舗より割高なため消費者が離れているのだ。
9.1 日本経済新聞

この記事をみたとき、人手不足と自販機の減少がどうにも結びつかなかったが、確かに酷暑の中の補充はかなりきつそう。ダイドーグループHDの株主としては少し心配な内容。



・ニデックで「大物幹部の退任」が止まらない!
ニデックのM&A戦略を支えてきた経営幹部の退任や格下げが相次いでいる。又、売り上げ構成の約1/4を占める、車載事業のキーマン2人も相次ぎ移籍。「2030年に売上高10兆円」の計画を事実上撤回して「利益重視」へ。
週刊ダイヤモンド

そういえば株主総会でM&Aや車載事業について質問したが、見事にスルーされてしまった。永守代表と小部会長、岸田社長の関係は良好に見えたけど・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿

今週の投資関連注目記事(9月 第1週)

 基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて偏見だらけな視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。