2025年9月25日木曜日

ニイタカ 第63回定時株主総会

今回は大阪に本社を置くスタンダード上場企業であり、主に旅館や外食向けに業務用洗剤、洗浄剤、固形燃料の製造、販売を生業とするニイタカの株主総会レポートをお届けします。



ニイタカ株主総会(ホテル阪神大阪10Fクリスタルルーム)
9月25日(木)10:00~ 出席:約20名




監査報告に続いて事業報告(資料をモニターに写し社長が口頭で
新領域の農業分野向け(農業用ハンドソープ)や、歯科施設向けの洗浄剤・除菌剤等の販促等もあり増収増益。前期は減損があったが、今期はなく純利益は57.7%の大幅増益。

中期経営計画の説明(資料をモニターに写し社長が口頭で)
・期間中(2026年5月期~2028年5月期)の売上目標を275億円以上とし、長期目標である売上高400億円以上、連結営業利益40億円以上、ROE10%以上達成を目指す・
・DOE3%以上の安定配当・・・など。


質疑応答(順不同で一部を抜粋)

・株主総会開催時期が3か月後ではなく4ヶ月後の理由 ※議長(会長)が回答
→4ヶ月後でもいいという法改正があり、多くの株主に参加していただきたいという思いがあり、暑い8月から9月にすることとした。

・中国子会社の概要と展望 ※経営企画本部長が回答
→福建が日本向け業務用洗剤の製造、上海は福建で製造したものを、中国国内向けに販売しており、ローカルの外食チェーンや一部日系外食チェーン向けとなっている。同じグループ企業でありながら当て字が違うのは上海の域内ですでに同名が使用されていたため。

・万博との関りについて ※経営企画本部長が回答
→子会社のミッケル化学が関西万博に協賛、ヘルスケアパビリオンに提供等をおこなった。

・知名度向上の施策(テレビ番組で取り上げられていた)※管理本部長が回答
→約98%が個人株主だが、持ち株割合では約51%。
製品は業務用が中心ではあるが、前向きに取り組む所存である。

最後に選任取締役の紹介があり、約45分で終了


4465 ニイタカ(9/25 終値)
@2212 配当利回り  3.44 %
PER  11.87 倍   PBR 0.88 倍

株価も業績もゆるやかに右肩上がり。
さらなる業績向上にはアジア市場の開拓がカギとなりそう。
保有株数に応じて年2回、株主優待(グルメカードなど)のオマケも。


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ニイタカ 第63回定時株主総会

今回は大阪に本社を置くスタンダード上場企業であり、主に旅館や外食向けに業務用洗剤、洗浄剤、固形燃料の製造、販売を生業とするニイタカの株主総会レポートをお届けします。