2022年11月22日火曜日

銘柄紹介と合法イカサマについて

このブログではいくつか銘柄を紹介していますが、基本的な選定基準として業績の安定した高配当銘柄を、値ごろ感となったタイミングで、業種が偏らないように、適時ピックアップしています。

業種の異なる複数銘柄をポートフォリオに組み入れて長期保有することで、より強固に、資産を少しずつ増やすことができるものと、自信満々で紹介しています。
あっ、投資は自己責任ですからね、念のため。


それから、このマイナーなブログを見つけてくださる程のレアな読者であれば、既にご存知かと思われる大手商社、メガバンク、JTなどの王道の高配当銘柄は省くようにしております(これから投資を始める方であれば、こちらをチョイスする方が無難かと・・・)。


今更ですが、私はごくごく一般的な個人投資家です。

決して有能な投資家ではありません(これは言うまでもないか・・・)

時間はたっぷりあるのでそれなりに勉強している方だとは思いますが、これとて運用成績にどこまで反映されているか怪しいものです。


このブログの中で銘柄紹介している手前、私も一応紹介銘柄のその後の株価や業績は気にしてウオッチするようにしていますが、現時点では概ねトントンか若干優勢といったところでしょうか。

これは多くの読者にとっては不満かも知れませんが、私は上出来だと思っています。


おっさん好みの週刊誌や、投資系のユーチューブを見ているとたまに

爆上げ銘柄続出! 〇月号で紹介した銘柄が凄いことに・・・

などと、さも経済予測がことごとく当たっているかのような見出しを目にすることが度々あります。
でもこれ、まともな投資系ブログを書いている人ならすぐにわかると思いますがイカサマです。

典型的な手口はこんな具合でしょうか。
(違法行為ではないと思いますが決してマネしないでくださいね)

① まず有望そうな銘柄を、もっともらしい理由をつけて上がりそうだと20銘柄ぐらい紹介する。
② 数ヶ月後に株価が上がるか下がるかは基本的に1/2とすれば10銘柄くらいは上昇しているので、上昇した10銘柄を直近の最高値を強調して取り上げる。
(下落した残りの10銘柄は、何事もなかったかのように敢然とスルー)
③ 20銘柄も紹介すればそのうち2,3銘柄くらいは20~30%くらい大幅上昇しているので、さらにそれを見出しで大々的に取り上げる。

ほとんど詐欺みたいですよね。

でもこういうアホな奴が、さらにアホな奴を騙すイカサマは、投資関連の情報に限らず色々なところで目につきます。


例えば、ゴルフスクールやレッスン動画にはこんなものがあります。

3か月でベストスコアが120→85へ! 〇△方式の驚きのレッスン内容とは?

こういう思わせぶりな見出しも、たいていは名前がK・Yさんなどイニシャルで、ベストスコアを出した日付やゴルフ場名が書かれていなければ、まずイカサマ認定でよろしいかと思います。

ある程度ゴルフをやったことがある人ならわかると思いますが、そもそもゴルフのスコアは自己申告制です。

風が強い日に、タフなチャンピョンコースのバックティーから回れば当然大叩きすることもあるでしょうし、接待コースで、ワングリップOKのローカルルール適用で回れば、自ずと好スコアは出やすくなります。

あるいは1日に27ホール回って、最初の(あるいは残りの)9ホールは練習ラウンド扱いでスコアを出す・・・などなど、技量が変わらなくてもベストスコアなどいくらでも改善できる余地があります。


その他事例を挙げればきりがありませんが、かようなレベルの低いイカサマに引っ掛かる人が多いことには驚かされます。


同様に、少し巧妙な手口を使ったもので、映画「ビリギャル」なんてものもありましたね。

学年でビリだった女の子が死に物狂いで勉強して、慶応大学に合格するというストーリーですが、この主人公も実は名古屋の進学校(出身校は非公表)に通っていたらしいことを考えれば、例えはよくないですが、カド番大関が不祥事による長期休場により幕下まで下がった後に、再び戻ってきたようなものではないか。

それを感動的な映画に仕立て上げて金儲けしているのだから・・・

でもまあこれは被害者がいたわけでもないし、夢や希望を持つことはよいことだと思いますけどね。


こんなふうに考えているとこの世の中、合法的なイカサマだらけじゃないかと思えてきます。


さらに巧妙複雑で組織的なものを上げれば、今話題の旧統一教会も・・・ 

これは被害額が桁外れなので大至急何とかしてほしいものですが、こんなやっかいなものを救済できる法整備なんてできるのでしょうか・・・? 

これは一応、数日前に救済法案の概要が提示されましたね。

案の定、野党からは不十分だとの声が上がっていますが、じゃあ具体的にどうすればよいものか、素人には全く考えが及びません。


さらにさらにスケールが大きく、一筋縄ではいかないものとしては・・・ 

ずーっとマスクをしていても、何回ワクチンを打っても、一向に終息する気配のないあのウイルスも・・・

(近い将来の大増税と物価高騰を伴う)莫大な財政支出をして、(一般市民には無料ワクチンや全国旅行支援などのエサを時々与えて)、一部の集団(株を保有しているこのブログの読者や私もどちらかというとこの集団に近いのかも知れませんが・・・)がボロ儲けしていることを考えれば、イカサマと言えなくもないのでは?

ここまでくると複雑すぎて、益々何が何だか本当に良くわかりません。

いつのまにか本ブログの趣旨からズレまくってしまったようですので、今回はこの辺で止めておきますが、投資で成功するには、こういった玉石混淆としたイカサマを見破ることが必須条件だと思いましたので・・・

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怪しげな投資情報を見極める

少し前に、ホリエモンや前澤友作などの有名人を装った投資詐欺が大きく取り上げられていましたが、未だに騙される人が後を絶たないようですね。