2025年11月22日土曜日

今週の投資関連注目記事(11月 第4週)

 基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて偏見だらけな視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。

尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、購入を煽るものではありません。






・柏崎刈羽原発 再稼働容認
東京電力が東日本大震災時の事故後初めて原発を再稼働させる公算が大きくなった。政府からの再三要請に新潟県知事が決断。容認する理由として「安全に安定的に電源供給できる環境は維持しないといけない」との考えを示した。
11.22 読売新聞他

来年早々にも、6号機の再稼働が見込まれるとのこと。



・中国国際航空が日本便を減便
中国人にとって日本は人気の旅行先だけに、不満を示す人々も目立つが、他の航空会社でも日本関連の運航計画を見直す動きが出ている。高市首相の台湾有事に関する国会答弁を発端とする日中対立の影響とみられる
11.21 朝日新聞

「機材繰りがつかなかった」などと説明しているが、水産物輸入停止といいパンダといい、やることが露骨。春節(旧正月)の大型連休の期間も含まれている。意外に影響は長引くのか?



・親子上場解消相次ぐ
従来、親子上場をめぐっては子会社の少数株主の利益が損なわれやすいという批判があったが、直近では住友電気工業や住友商事、NTTなどがグループ再編を進め、資本効率の向上や意思決定の迅速化を目指す。
11.20 日刊工業新聞

欧米では親子上場はほとんど見られず、「事業の選択と集中」を進めているが、日本企業も遅れていたグループ再編が急ピッチで進め始めた印象。海外投資家が日本株に投資しやすく、ますます株価にプラスとなるのでは。



・和牛子牛、高騰続く
10月の黒毛和種の子牛価格は前年同月比34%高の67万482円となり、最近5年間で最も高い上昇率。経営難や高齢化で繁殖農家の離農が続くなか、競りにかけられる子牛の数が減少。さらに減るのではとの不安感が相場を押し上げた。
11.20 日本経済新聞

和牛は「繁殖農家 → 肥育農家 → 食肉処理」という分業だが、最初の繁殖農家が急減が最大要因のようだ。子牛価格高騰は、いずれ成牛(枝肉)価格の上昇につながるはずなので、またまた外食産業のコスト圧力となるのか。



・日産自動車、モール内に出店加速
集客流通大手のイオンや三井不動産グループなどが運営する大型商業施設へのショールーム型店舗の出店を倍以上に拡大する方針を明らかに。来年度の出店予定の3カ所を含めた16店から、早ければ2027年度に30店以上に増やす。
11.17 日刊工業新聞

消費者の購買行動と心理的なハードルを踏まえ、不特定多数の消費者が足を踏み入れやすい営業なしの店舗で、従来の販売店では取り込めていなかった顧客層を開拓するとのこと。


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今週の投資関連注目記事(12月 第2週)

基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて偏見だらけな視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。