2026年2月7日土曜日

今週の投資関連注目記事(2月 第1週)

基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて偏見だらけな視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。

尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、購入を煽るものではありません。






・トヨタ社長 3年で交代
現在最高財務責任者(CFO)を担っている近氏が社長に昇格する人事を発表。佐藤恒治社長(56)は副会長に就き、自動車業界全体の課題解決に軸足を移す。今回の首脳人事に創業家出身の豊田章男会長は関与していないと強調。
2.7 東京新聞他

トヨタでは近年、「社長は中長期の変革を担い、一定の役割を終えたら次へバトンを渡す」という考え方がかなり明確になっている。技術の方向性は見えた。次は「どう儲け続けるか」というフェーズに入った、ということか。



・TSMC、熊本で3ナノ半導体量産
設備投資の規模は約2兆6000億円に上る見込み。国内での半導体の製造能力強化を進める政府も、経済安全保障に資するとして支援。3ナノ半導体はAI向けデータセンターや自動運転、ロボットなどへの活用が見込まれる。
2.6 日刊工業新聞他

AI対応端末や自動運転など次世代技術の製品が早く手に入る可能性もあり、日本国内での生産強化は歓迎だけど、「日本の先端技術」を持つのはTSMC側であり、日本企業だけでの技術競争にはまだ課題との見方もあるようだ。



・世界初 高級魚「ノドグロ」完全養殖
近畿大学が、深海に生息し大きいものでは1匹1万円を超えて取引されるなど、高級魚として知られる「ノドグロ」の完全養殖に成功。ただ、9割以上がオスとなることや、ブリなどの養殖魚と比べて成長が遅いなどの課題が残る。
2.6 日本経済新聞他

とてもワクワクする記事ではあるけど、コストが非常に高い(繁殖効率が悪い)こともあり、事業化はまだ遠いようだ。水質管理・IoT等々、「魚そのもの」より 周辺技術の企業の方が早く利益化しやすいのかも。



・レアアース国産化 試金石
世界初の試みとして、日本最東端である南鳥島近海のEEZで、海底約6000メートルまでパイプを下ろし、レアアースを含む泥の回収に成功したが、輸入価格に対する圧倒的なコスト高が障壁となり、産業化への道のりは厳しい。
2.5 日刊工業新聞他

価格勝負ではまず勝てないのが現実だけど、経済合理性ではなく「安全保障」の観点から、高くても「持っている」こと自体が意味を持つということ。技術の進歩で「思ったより安くなった」展開もあり得るかもだし。



・日産・阪大が共同研究部門を設立
高度な3Dプリンティング技術と接合技術の開発を加速させ、従来の開発工程や製造工程を効率化することを目的とする。少量多品種な部品でも、金型を作らずに製造でき、従来のコスト構造を大きく変える可能性を秘める。
2.4 日刊工業新聞

大学との共同研究というと基礎研究止まりが多いが、3Dプリンティングや接合(溶接・異材接合)という、量産・製造工程にまで踏み込んでいる点が興味深い。車種が多いEV時代の日産との相性も良さそうだし。



退職代行「モームリ」社長夫婦逮捕
弁護士資格がないにもかかわらず、報酬を得る目的で、退職を希望する20~50歳代の男女6人の勤務先との交渉事務を提携する弁護士らにあっせんした疑い。「弁護士法違反になるとは思っていなかった」と容疑を否認。
2.4 読売新聞他

退職代行は合法と違法の境界線が非常に細いビジネスとのこと。弁護士数が少なかった時代には起きにくかったはずで「司法制度改革により弁護士の数が激増」したことによる“副作用”ともいえるのでは。



・抹茶 世界でアツイ
健康志向や日本食ブームが追い風となり、抹茶を含む緑茶の輸出量は10年間で3倍となった。全体の4割を占める米国が最も多く、欧州や東南アジアでも需要が伸びている。成長エンジンとなる一方で、国内価格の高騰が懸念される。
2.3 読売新聞

抹茶は圧倒的に付加価値が高く、円安とも相性が良い“理想的な輸出品”といえそうだけど、生産は急には増やせない(茶畑・熟練者・製法)ので、海外向け高価格品が優先されると割を食うのはやはり・・・



・消えゆく日本製「レトロ電車」
インドネシア国鉄が運行する首都圏の通勤鉄道で新造車両の導入が加速。これまで日本製中古車両が主体で、日本の鉄道ファンの注目を集めてきたが、すでに中国製車両を導入した他、国産車両を導入する計画も。
2.2 日経MJ

JRのお下がりは日・尼の“ウィンウィン”モデルだったと思うが、インドネシアの国家戦略として、「いつまでも中古は嫌」、雇用創出、産業育成などという、日本がかつて歩んだ道を、今まさに進んでいるということだろう。


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今週の投資関連注目記事(2月 第1週)

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