2025年10月4日土曜日

今週の投資関連注目記事(10月 第1週)

基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて偏見だらけな視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。

尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、購入を煽るものではありません。






・国立大学病院、赤字400億円も
全国42国立大病院の2025年度の収支の見通しについて、経常損益が全体で400億円超の赤字となる可能性がある。物価や人件費の上昇が響き、赤字幅は24年度の286億円から拡大。04年度の法人化以降で最大となる。
10.4 日本経済新聞

高齢者が増え、医療機器、薬剤、施設の建築費用なども値上がりしている状況だから、当然赤字になる。医療従事者の診療報酬は上昇させないといけないから、増税がいやなら自己負担率のアップも必要ということか。



・空き家家主 郵便網で追跡
日本郵便は2026年度から家屋が破損するなど管理が不十分な空き家の持ち主の転居情報を自治体に提供する。住民票を移さずに引っ越した場合も行政が追跡できるようにし、倒壊などの危険性が増す前の対処につなげる。
10.3 日本経済新聞

所有者不明の物件は全国に4万7000戸あるとのこと。



・純国産人型ロボ開発
村田製作所や早大などが、試作機を来年3月をめどに製作すると発表。来年末にはパワー重視と、俊敏性の高さを追求した2モデルを完成させる計画。米国や中国で人型ロボットの開発が急速に進む中、スピード感を持って取り組む。
10.3 東京新聞

高さ(身長)約1.2メートルで、パワー重視モデルは災害救助や建築現場での作業を想定しているとのこと。中国のように軍事利用は想定していないのか?



・アサヒグループHDがサイバー攻撃被害
発生しているシステム障害の範囲は日本国内に限られるというが、社員は電話で注文を受け、手作業でデータを処理するといった対応に追われている。ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)攻撃の可能性があるという。
10.1 読売新聞他

世界のニュースでも大きく報じられていたが、ランサムウエア攻撃は世界中で猛威を振るっている。どのような企業でも被害に遭う可能性があるということだろう。



・金 初の2万円超え
金(ゴールド)の1グラムあたりの店頭小売価格史上最高値を更新し、2万円の大台を初めて超えた。年初からは約35%も値を上げ、2023年8月に初めて1万円を突破して以来、約2年で2倍になった。
9.30 読売新聞他

3500円前後だった15年前と比べると約6倍。日本円が過去15年くらいで発行量が7倍に増えたことを考えれば「バブル」なんていうのはおかしな話。数量が限られつつあるビットコイン同様、金が上がるのはごくごく自然なのでは。



・東エレク、AIで固定費2000億円減
東京エレクトロンが、AIが目標達成に向けて自律的に行動する「AIエージェント」を全社導入するため、プラットフォーム(基盤)の開発に乗り出す。まずはメンテナンスサービスなど10程度の業務を対象に、効率化へ向け実証する。
9.29 日刊工業新聞

例えば、半導体製造装置のメンテナンスで「AIエージェント」が、過去のトラブル事例を素早く提示するとのこと。装置が複雑になるほど対処の難易度が高まるので、検討時間が短縮できるということだろうか。


0 件のコメント:

コメントを投稿

今月の取引(日本株 2025.10)

10月の日経平均は5万円を突破するなど大幅上昇だったが、保有株は軟調だったため余剰資金を活用していくつか売買を行った。