2026年8月8日土曜日

今週の投資関連注目記事(8月 第1-2週)

基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて偏見だらけな視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。

尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、購入を煽るものではありません。






・防衛費 過去最大8.9兆円へ
迎撃用無人機(ドローン)の配備や自衛隊の指揮統制に活用する人工知能(AI)導入など「新しい戦い方」への対応を柱に据えるが、なし崩し的に予算を膨張させる恐れも。安定財源の確保のため、国民負担増の要因にも。
8.8 東京新聞他

従来型の戦闘機を増やす、戦車を増やす、護衛艦を増やすだけの防衛費増加ではなく、AI、半導体、センサー、通信、衛星、無人機、サイバーセキュリティーなど、ハイテク産業への支出が増えていくということだから致し方ない。



・熊本地震 激甚災害に指定
被災自治体による農地や用水路、道路、港湾、上下水道など復旧事業に対し、国からの補助を拡充。財政負担を軽くし、住民の生活やなりわいの再建を後押しする。被害の規模が大きいため、地域を限定しない「本激」とした。
8.8 東京新聞他

今回の「本激」は、被災自治体の財政負担を軽くするための制度だが、異論はないはず。災害復旧はGDP統計上、政府・民間の建設投資を増やす方向に働くとのこと。「災害=日本経済に全面的なマイナス」ではないと考えたい。



・秋田に国内最大規模のAIデータ拠点
整備費は2兆円規模となる見通しで、一部をUAEが投資する方針を示しており、2030年代前半の稼働を目指している。 日本政府は戦略17分野の中でデータセンターを主要な製品・技術に位置づけ、地方への分散立地を推進する。
8.7 日本経済新聞他

秋田県は人口減少が全国でも深刻のはずだが、工事期間だけでも数年続くため、建設需要 など地域経済への波及効果はかなり大きいはず。「東京へ行かないとIT企業で働けない」という状況が多少改善される可能性もありそうだ。



・中古車競売価格 8.1%高
日本の中古車は海外での人気が高く、海外向けの需要が堅調。11カ月連続で前年同月を上回った。7月末に起きた熊本地震で一部自動車メーカーの工場が停止しており、8月以降の新車の生産・出荷に影響する可能性がある。
8.6 日本経済新聞

ここで気になるのは、この価格上昇は一時的なのか長く続くのかという点。構造的な要因が大きかったことに加え、新車販売が滞ると中古車市場への供給も減るという一時的な要因もあり、やはり一定程度は長期化するのだろう。



・農産物輸出 最高8977億円
欧米でブームの抹茶やブリなどがけん引、円安も寄与して25年上期に続き過去最高を更新。ただ中国は小幅の増加、中東の混乱でUAE向けは減少。政府は30年に農林水産物・食品の輸出を5兆円まで引き上げる目標を掲げる。
8.5 読売新聞他

明るい記事だけど、2026年上半期で8,977億円という実績で、2030年に5兆円という政府目標はかなり高いハードルなのでは。需要があっても作る人がいないという状況だから、目標達成の最大のボトルネックは供給能力か?



・オリックス、英航空機部品を買収
航空機の解体・部品販売を手がける英エアフィンを買収すると発表した。買収額は1000億円程度とみられる。旅客需要が拡大するなか、同社が持つ世界規模の顧客基盤を生かして航空機リース事業の拡大をねらう。
8.4 日刊工業新聞

航空業界では現在、世界的に航空機不足が続いており、新品の部品が手に入りにくくなり、中古部品の価値が大きく上昇しているようだ。オリックスは航空機のライフサイクル全体で収益を得る会社へ進化していくのだろうか。



・日米が為替市場で異例の協調介入
伝統的に市場介入には慎重なスタンスだったアメリカの通貨当局と連携。円安の是正に向けて異例の協調介入を行った結果、円相場は一時、1ドル=157円台前半まで上昇し、介入の前より5円以上、円高ドル安が進んだ。
8.4 日本経済新聞

円安の根本原因が解決していないから、多くの市場関係者は「時間稼ぎに過ぎない」と言う。ここから問題なのは、その時間を使って金融政策や経済政策などの根本対策を進められるかどうかだけど、何をするのだろうか。



・銅、AI需要で最高値迫る
銅が過去最高値をうかがう展開となっている。鉱石不足や米国での関税観測で供給懸念が広がるうえ、最大消費国の中国が確保する姿勢を強めている。人工知能(AI)産業の成長に欠かせない重要鉱物を米中が取り合う構図が鮮明。
8.4 日本経済新聞

AIの成長が半導体だけではなく、電力・送電網・素材産業まで含めた巨大な設備投資サイクルを生み出しているということのようだ。半導体がAIの「頭脳」だとすれば、銅はAIインフラの「血管」といったところだろうか。

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今週の投資関連注目記事(8月 第1-2週)

基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて偏見だらけな視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。